2009年のアルバムです。これまでのアコースティックギターによる弾き語りを一変して、生ピアノによる弾き語りというスタイルになっています。ピアノなので、フォーク調というよりポップバラードみたいになっています。アンニュイな歌い方はピンク・フロイドっぽいですし、イギリス的です。
1. The Charge Of A Light Brigade
2. The Process (After Brion Gysin)
3. Thrown Out Of Drama School
4. All Manner Of Thing Shall Be Well
5. Ornithology
6. Meshes Of The Afternoon
7. The Beautiful Fall
8. Miami
9. You're My Mate
今回はデジタル感を出さないようにしていますが、ストリングスアレンジではサンプラー音源を使っているので、フォークトロニカ的な面目は保っています。女性ボーカリストのMichaela Meiseとのデュエットもあったり、エンターテイメント性を出しています。シンセポップデュオがこんなメランコリックな作品を出すという意味においては攻めた内容になっていますが、
音楽 としてはとてもほのぼのとしています。
生ピアノという弦をハンマーで打ち付けて鳴らす楽器の響きを大事にした作品であります。今でこそ当たり前になっている楽器ですが、単音を鳴らす楽器が多かった中で、和音を鳴らせる楽器としては画期的な楽器でありました。だから作曲にもピアノが使われる事が多いですし、6オクターブくらいカバー出来ますからオーケストレーションを再現する事も可能です。そんな万能な楽器にスポットを当てた粋な作品であります。
The Charge Of A Light Brigade
VIDEO
The Process (After Brion Gysin)
VIDEO Thrown Out Of Drama School
VIDEO All Manner Of Thing Shall Be Well
VIDEO Ornithology
VIDEO Meshes Of The Afternoon
VIDEO The Beautiful Fall
VIDEO Miami
VIDEO You're My Mate
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