2013年のアルバムでThe Archer三部作の最終章になります。最終章という事で、表現において彼らも自信をつけてきているようで、力強くより豊かなサウンドメイキングになっています。特にElin Lindforsの歌は囁く感じだけでは無く、力強さも加わり、作品作りに大きく貢献しています。
1. III
2 . W
3. Divine Light
4. Astral Ship
5. Red Eyed Zebra
6. Lazarus
7. Explodion
8. Bodiehicle
9. The Ghost Hour
10. Road To
11. Mana (Demo Version) (Japan Bonus Track)
12. W (Magnus Moody Remix) (Japan Bonus Track)
13. Little Boxes (Japan Bonus Track)
トリップホップのようなダークさも加わり、静けさよりも激しさが強調されるようになっています。それでいて繊細なエレクトロニカ、電子音にボリューム奏法をプログラミングさせたりと、細やかな采配が光ります。時にはドリーミーに爽やかな雰囲気も出したりと、メリハリの効いた作品となっています。
ほとんどの曲にMVがつくなど、お金もかけています。これもミニアルバムサイズでしたが、日本盤はボーナストラックが加えられています。ほとんど無敵状態のような仕上がりになっています。音色の選び方も絶妙です。エフェクトのかけ方も見事です。彼らの最高傑作が作られたと思います。エレクトロニカとしても最高峰な出来栄えです。
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