2017年のアルバムです。本名のSimon Pykeデアk集うしたり、他のプロジェクトを手がけていますが、Freeformとして最後を締めくくるべく、3枚のアルバムを同時リリースしました。その三部作の中の一つです。Freeformとしての総集編のようでもあり、Freeformならではのエレクトロニカが展開されています。
1. Kat Tic
2. Voomspalla
3. Mastik
4. Zwing Zwong
5. Zip Skipping
6. Live Wires
7. Shelving
8. Playtime
9. Lollup
10. Spite
11. Sludge
12. Slap Dash
民族楽器等のサンプリング素材と電子音の組み合わせ。トリップホップっぽいリズム作り、これまで彼がやってきた全てが詰まっています。そしてミニマルテクノな感じのポップな雰囲気も付け加えています。この頃になるともうダウンロード販売が当たり前になっていて、物質としての
音楽販売は過去の世界になりつつあります。曲も
音楽ファイルという考え方になっています。
そうなってくると1曲単位での購入も可能になってしまいますが、こういうプログレッシヴな
音楽はアルバム単位で楽しみたいものです。アルバムとして統一感はありますし、1曲だけだと何がなんなのか分からないような抽象的な
音楽でもあります。マックも早くからデスクプレイヤーは装備しなくなっています。全てはクラウドで楽しむという時代になっています。そんな中でどれだけ存在感を示せるか、使い捨ての
音楽では終わって欲しくないものです。
Full Album