The London Book Of The Dead (1998/07/14) The Real Tuesday Weld商品詳細を見る
2007年のアルバムです。ライブアルバムで普通に歌える事が判明して、ちゃんとした久々のオリジナルアルバムでありますが、ウィスパーボイスでないと、曲のポップさがより分かり易くなります。ラグタイムというより、キャバレー
音楽 のような雰囲気が多くなり、そこに乗せる歌もポップセンス溢れるものになっており、キンクスのようなブリットポップのようでもあります。
1. Blood Sugar Love
2. Decline And Fall Of The Clerkenwell Kid
3. It's A Wonderful Li(f)e
4. Cloud Cuckooland
5. Kix
6. Love Sugar Blood
7. I Loved London
8. I Believe
9. Song For William
10. Waltz For One
11. Ruth, Roses And Revolvers
12. Dorothy Parker Blue
13. Last Words
14. Into The Trees
15. Bringing The Body Back Home
16. Apart
本来はポップロックを得意としているというのは分かります。ラグタイムやキャバレー
音楽 などのジャズっぽいスタイルは無理していると思います。それでもそのスタイルを押し通す事で個性を獲得し、差別化を計れています。しかし、よくポップな歌が垣間見えるようになっています。これまではウィスパーヴォイスで何とかごまかせていましたが、普通に歌うとテキメンでネオアコのようなポップセンスが浮かび上がってきます。
それでもまだまだ個性的であり、ポップさも隠さなくなっている分、より親しみ易くなっています。このくらいのバランスがちょうど良いのではないでしょうか。単なるレトロ主義では無いというのがよく分かります。90年代以降の
音楽 センスが見て取れるようになっても、構わないくらいに開き直っているようです。こだわらない事でこだわりの
音楽 となる。そういう精神性が私は好きです。やりたい事は明確にすべきかもしれませんが、何が出来上がるか自分でも分からないくらいこだわりを無くす事で未知なる
音楽 に出会えるのだと思います。それくらい良い感じでのミクスチャーになっています。
Blood Sugar Love
VIDEO
Decline And Fall Of The Clerkenwell Kid
VIDEO It's A Wonderful Li(f)e
VIDEO Cloud Cuckooland
VIDEO Kix
VIDEO I Loved London
VIDEO I Believe
VIDEO Song For William
VIDEO Waltz For One
VIDEO Ruth, Roses And Revolvers
VIDEO Dorothy Parker Blue
VIDEO Last Words
VIDEO Into The Trees
VIDEO Bringing The Body Back Home
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