2015年のアルバムで最後のスタジオアルバムになります。方向性の違いからなのか、2017年にはバンドは解散してしまいます。なかなかいないフォークロックの新鮮な感覚のバンドでしたから、解散は実にもったいない感じがしますが、どれほどの人がこのバンドの希少価値を感じていたのでしょう。長いロックの歴史を知らない人にとって、どれほど新鮮に響いていたのでしょう。まだまだ知らしめるためには時間が必要だったと思います。
1. Between The Saltmarsh And The Sea
2. Get Low
3. Man On Wire
4. The Road You Didn't Take
5. Lost Youth
6. Sing With Our Senses
7. We Were Giants
8. When You're Feeling Gentle
9. Heart Of The Great Alone
10. Josephine
11. Love Song Of The Beta Male
トラッドフォークにロック、ポップスのセオリーを見事に取り入れたバンドです。今作ではデジタルシンセも登場しますが、プログラミングでは無く、キーボードとして生演奏されています。ただ、そんな新しいデジタルサウンドが入っていても不自然に感じさせないほどのアレンジの巧妙さがあります。無理して新しいサウンドを取り入れるようなセンスの悪さはありませんから、とても心地よい
音楽 になっています。
あまりにも巧妙にフォークロックを表現しているので、フォークファンにも、ロックファンにも、ポップスファンにもストレートには響かないかもしれません。それだけ自分達のスタイルを確立したとも言えます。レトロなスタイルを追求しているわけでもありませんが、60年代後半から70年代初期にかけて全盛期だったフォークロックブームを知らない人には理解しにくいかもしれません。それだけ新しい流行に媚びていないので、この独特の感覚が生まれていると思います。それだけに新しさを感じる事が出来ます。とても解散を惜しむべきバンドであります。
Between The Saltmarsh And The Sea
VIDEO
Get Low
VIDEO Man On Wire
VIDEO The Road You Didn't Take
VIDEO Lost Youth
VIDEO Sing With Our Senses
VIDEO We Were Giants
VIDEO When You're Feeling Gentle
VIDEO Heart Of The Great Alone
VIDEO Josephine
VIDEO Love Song Of The Beta Male
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