 | C'Mon (1998/07/14)
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2002年のアルバムです。ハンドチャイムやチェレスタも新しい武器となり、これまで以上にミニマル感が表れています。単音シーケンスのリフレインはプログレ界にも浸透しているくらいのミニマルミュージックであります。アコースティック楽器を武器としていますが、和音構成はジャズ的だったりします。
1. Going To Kamakura
2. I'm Appealing
3. Garden
4. The Bells
5. I Am So Very Cold
6. Palms
7. Bookmobile
ジャズ色の強いプログレ、カンタベリー系とでもいいますか、そういう感覚の強い作品になっています。アコースティック楽器での生演奏が特徴的ではありましたが、HDレコーディングによるループ構成はデジタル感が強く伝わってきます。ループリフレインのミニマルによる高揚感はデジタル処理ならではのものです。Thrill Jockeyに属した事によって、こうしたハイスペックな感覚も身についてきたようです。
基本はジャズ的なアドリブ大会なのですが、ジャズコンボとも、ロックバンドとも違うバンド構成により、独特な感覚の
音楽を生み出しています。どちらかというとクールジャズの類のなのか、そこにデトロイトアンダーグラウンドな感覚が付け加わっている事によって、独特な
音楽性となっています。
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