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[20210524] |  | |
照ノ富士が大関に返り咲いた場所で優勝を決めました。2連続での優勝ですが、大関で2連続優勝が横綱昇進の条件になりますから、来場所が綱取りになります。3連続という事になるので、準優勝でも可能性があります。照ノ富士は今場所一つもいい内容がありませんでした。力任せ、勢いのみの取り口での優勝です。言い方を変えると雑な取り口ばかりでした。そのつけが出てきたのが昨日での遠藤戦に現れました。立ち合いから丁寧に横綱相撲を心がけていれば負けない相撲だったはずです。それでもほぼ全勝できていて、まげをつかんで反則負けになってから、遠藤に負けて、貴景勝には本割では負けています。優勝決定戦での優勝となりました。横綱相撲に徹していれば本割で勝てていたはずです。それでも優勝するのですからたいしたものです。
幕内上位の成績 貴景勝 12勝3敗 朝乃山 7勝5敗3休 正代 9勝6敗 照ノ富士 12勝3敗 優勝 高安 10勝5敗 隆の勝 5勝10敗 御嶽海 10勝5敗 大栄翔 6勝9敗 若隆景 9勝6敗 北勝富士 6勝9敗 明生 8勝7敗 翔猿 5勝10敗 碧山 4勝3敗8休 千代の国 0勝4敗11休 霧馬山 6勝9敗 妙義龍 6勝9敗 豊昇龍 7勝8敗 阿武咲 7勝8敗
貴景勝は最後まで優勝に絡んできて、チャンスもありました。遠藤も珍しく優勝に絡んできましたが、最後は実力の差が出てしまいました。若手では若隆景が健闘しています。他の若手はあまりいい成績を残せませんでした。中堅では琴恵光が健闘しています。逸ノ城も9勝していますが、この人はいつまで中堅でいるつもりでしょうか。いまだに相手をつかもうとしていますが、立会いで腕を伸ばしてつき押せば数秒で勝てる相手になぜ今だに回しにこだわるのか、何で誰も指摘しないのか、不思議でなりません。自己分析が出来てる力士がこれから残るのではないでしょうか。
千秋楽幕内全取組
照ノ富士4回目の優勝 全取組
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