 | The Mannequin (1998/07/14)
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2011年のアルバムです。本名のSam Duckworth名義による作品になります。Get Cape. Wear Cape. Fly名義時との違いといえば、エレキギターの頻度が上がっているという事でしょうか。それによってネオアコ感が強まっていますし、フォークロック色も強めに出ています。Get Cape. Wear Cape. Flyでは払拭されているネオアコ感とフォークロック感を思いっきり楽しんでいる感じです。
1. The Mannequin
2. Crane Song (The Wall)
3. Nights
4. 18 To 1
5. Angels In The Snow
6. The Miracle Of Science
7. The Farmer
8. Clementine
9. 8888
これにソウル感とブレイクビーツ、ハウス感が入っていくるとGet Cape. Wear Cape. Flyになりますが、そこを省いた感じをこの名義では行なっています。やはりここが基本なのでしょう。Get Cape. Wear Cape. Flyでやるには重い感じ、暗い感じがあります。それでも吟遊詩人的なフォークシンガーとしての本領を発揮しています。
ここまでシンプルにまとめていると分かりやすいと思います。Get Cape. Wear Cape. Flyではそれだけ複雑すぎるのです。複雑すぎるのにポップであるという意味においてはGet Cape. Wear Cape. Flyの方が洗練されている訳ですが、このネイキッドな感じのフォークソングも嫌いではありませんから、落ち着いた雰囲気で楽しめると思います。
The Mannequin