 | Family of the Year (1998/07/14)
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2015年のアルバムです。メジャーに上がって順調に活動していましたが、メンバーの脱退が起こり、Joseph Keefe、Sebastian Keefe、Christina Schroeter、James Buckeyの四人組になりました。それにより
音楽性にも変化が現れ、シンプルでポップになりました。カントリーフォークな雰囲気は薄れて、どちらかと言うとオルタナ系バンドみたいになっています。
1. Make You Mine
2. Facepaint
3. Carry Me
4. We Need Love
5. May I Miss You
6. Give A Little
7. Blue Jean Girl
8. Dead Poets
9. The Dance
10. Hey Kid
オルタナにも様々な系列がありますが、ニールヤングをボスとしたフォークロック系オルタナもありますので、彼らがその方向性にいくのは納得がいきます。しかし、どこか爽やかで明るめのサウンドはオルタナのネガティヴなイメージを覆すようなところがあります。彼らなりにポップロックなスタイルをやったらこうなった、と言う感じでしょうか。
しかし、カントリーやフォークの雰囲気はあくまでもアレンジの装飾的な部分のみで残されていて、トータル的にはポップロックであり、少しオルタナなもどかしさを醸し出しているような感じでしょう。この明るさは現代的なものであり、90年代には無かった感覚だと思います。だから売れています。Heroのシングルヒットがピークではありましたが、確実なファンをつかんでいますので、一度ヒットを出したバンドは強いです。
Make You Mine