Lone Wolf (1998/07/14) Lone Wolf商品詳細を見る
オランダのロックバンドLone Wolfの2018年のファーストアルバムです。メンバーは女性でリードボーカル、ギターのMerel Schaap、ベースのOx Accelerator、ドラムのIvo Bos、ギターのDamien Buquetの四人組です。ポップなパンクロックを演奏しています。メロコアとは違います。コアでは無いので、ポップパンクです。
1. Get Along
2. Tell Me
3. Outside In
4. Side Of That Road
5. Like This Again
6. Haunted Ways
7. Way Out
8. Running Wild
9. Falling Apart
10. Bottom Of The Hill
11. Say Goodbye
12. Tonight
パワーポップの元祖とも言われるチープトリックのファーストアルバムではパンクっぽい曲があったりします。そう言う感じのポップパンクなんです。チープトリックもポップなだけで、第二次ハードロックブームの立役者でした。アメリカで派生したパンクロックは当時のライブハウスを席巻していましたので、チープトリックに少なからず影響を与えていた事は想像がつきます。
そもそもパンクロックはそれまでに無かった新しいロックをやろうと始められましたから、ロンドンパンクみたいに社会批判をするのが当たり前になっているのとは違っています。だから、このバンドのように社会性も無く、明るいポップなパンクであっても問題無いのです。ただ、新しいロックに挑戦すると言う姿勢は失われています。それはパンクも商売道具にして、パンクじゃ無いと売れないと言う時代があり、流石のパンクにも腐敗が起こっていたのです。そう言う中でもレボリューションロックとしてレゲエやダブを取り入れたりしているのはパンクらしい行いだった訳です。でもこのバンドにはそんな問題意識は全く無い明るいバンドです。
Get Along
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