2016年のアルバムです。2015年にライブアルバムYeah! をリリースして、それまでの経歴を総決算させたがごとき、この作品から新境地を切り開いています。これまでほとんど聴く事がなかったデジタルサウンドが入っています。シンセポップのようなアレンジがあったり、随所にプログラミングされたデジタルサウンドが散りばめられています。
1. Change
2. Odom
3. Control
4. Pass The Darkness
5. That Leads The Way
6. Home
7. Love
8. The Deep Reveal
9. Fantasy
10. I Want It. I Need It
11. Seasons
これまでは大所帯でのバンド演奏を行っていましたが、ここではマルチプレイヤーが多く、多重録音やプログラミングなどの作業が行われ、バラード曲も多く、音数を厚くする必要性を感じさせないほどのアレンジで、これまで以上にソウルフルな彼女の歌がフューチャーされています。
フォークフォーマットは基本持っていますから、これもフォークトロニカの一種だと認識してもいいでしょう。しかし、彼女が歌えば、どんなジャンルであっても、それはソウルミュージックなんだと思います。これほどまでに感情的に歌うフォークシンガーを知りません。ブルースフォークならいるかもしれませんが、そんなに狭苦しく彼女を属性で語る事は無意味であります。Wallis Birdというジャンルなんだと思います。
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