 | In the Juju Underworld (1998/07/14)
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2006年のアルバムで、現在までの最新作になります。まだ解散はしていませんが、これ以降の作品は出ていません。これまでに無いくらいシリアスでコンセプトな作品になっています。メンバーの演奏力も熟練の域に達してきていて、それに加えてのブレイクビーツ感覚、流行を追いかける事は無いのですが、オールドウェイヴという言い方はもうそぐわないと思います。
1. Juju Rising
2. Anne d'Illusion
3. I'll Get Back to You
4. Good Mourning America
5. Underworld
6. Deep Lost
7. Good Thing
8. Hooch
ファンキーでポップなロックという基本がありますが、ラテンや中世的な
音楽性も加えるようになり、バンドとしては熟練期にきていると思います。これ以降の作品も期待したいところですが、続いていないというのは残念です。作曲能力も長けていると思いますし、このバンドでやれる事は、これからも沢山あると思います。これで終わるのはもったいないです。
そもそもアメリカのローカルなバンドでありますから、ドサ回りみたいな雑草精神のあるバンドだと思います。ローカルからメジャーになっていくバンドもいますが、ヒットシーンを中心とはせず、こうしたローカルなバンドを追いかけるというのもロックファンとしてはありだと思います。実力も才能もあるのですから、メジャーバンドと何ら変わりありません。こういうバンドこそ面白いと思うのであります。
Juju Rising