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[20220124] |  | |
関脇の御嶽海が、最終的には優勝となりました。先頭を行っていた照ノ富士は明生、阿炎に負け、千秋楽には御嶽海が単独トップですが、照ノ富士と直接対決。3敗同士だった琴ノ若と阿炎も千秋楽に直接対決で阿炎が3敗を守り、照ノ富士が勝てば三つ巴の決定戦となるところでした。しかし、本割で御嶽海が勝ち、そのまま優勝となりました。御嶽海は先場所も二桁勝利なので、来場所も二桁で大関取りになるところですが、なにやら委員会が臨時会議を開くようです。
幕内上位の成績 照ノ富士 11勝4敗 貴景勝 1勝3敗11休 正代 6勝9敗 御嶽海 13勝2敗 優勝 隆の勝 7勝8敗 明生 5勝10敗 大栄翔 7勝8敗 若隆景 9勝6敗 霧馬山 6勝9敗 宇良 8勝7敗 逸ノ城 8勝7敗 玉鷲 8勝7敗 遠藤 7勝8敗 隠岐の海 4勝11敗 北勝富士 6勝9敗 阿武咲10勝5敗 千代翔馬 4勝11敗 豊昇龍 11勝4敗 阿炎 12勝3敗
今場所はほとんどの力士が打倒照ノ富士を目指し、対策していました。その方法が立ち会いで喉元に突きを入れて体をのけぞらせるというものでしたが、照ノ富士はそれでも勝ち続けました。そこで照ノ富士に油断も生まれたと思います。それでも打倒照ノ富士対策は徹底され、明生、阿炎がついにその突破口を開きました。千秋楽、御嶽海もその方法でいくのかと思いきや、正攻法の自分の相撲で勝ちました。それは照ノ富士も意外だったのかもしれません。ともかく、来場所以降、照ノ富士はその対策に対する対策を講じなければなりません。立ち会いですぐにまわしを取りに行く前に、一度突きで、逆に相手をのけぞらせてからまわしを取るとかすれば、まわしを取った時には自分有利の型が出来上がる事になります。
両大関は不甲斐なく、来場所は角番となりますから、御嶽海の大関昇進は大きな期待となるでしょう。照ノ富士はトップで1強ですが、それに続く力士がいません。新しい勢力が勢いをつけてほしいものであります。
千秋楽 幕内全取組
御嶽海 表彰式&優勝インタビュー
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