 | Ten (1998/07/14)
Kidkanevil & Daisuke Tanabe商品詳細を見る |
2020年のアルバムで現在までの最新作になります。自主制作でダウンロード販売のみになっています。アルバムとしてはミニアルバム的な容量です。この頃になってくると、自主制作でミニサイズやEPサイズのリリースが多くなっています。
音楽的にはシンセポップなエレクトロニカになっています。
1. Low Bit Hot Springs
2. Aftercloud
3. Years Ago
4. Lyon
5. Gummed
6. Hikemasen
7. 001.3 Atm
自主制作になっても、日本独特のテクノ感覚が染み付いています。日本がどうのと言うより、この人そのものがもうYMOなテクノ感覚が染み付いているのでしょう。選んでいる音源、エフェクト感覚、シーケンス感覚、もうこれでもかと言わんばかりにYMO時代の感性が染み付いています。この感覚は90年代の日本のインディーズまではあったと記憶していますが、最近は無くなっていると思っていたのですが、テクノ界ではまだ残っていたようです。
ヒップホップ登場前のテクノ感覚と申しますか、デトロイトテクノとは違う、もう一つ前の時代のテクノ感性なんですね。日本におけるYMOチルドレン達には引き継がれている感性だと思いますが、最近の若い人でもこの感性を持っていると言うのは驚きです。昔も今も知っている私にとってはレトロな時代の感覚であり、どこか閉鎖的な思考の日本的な感覚だと言う印象を持っています。海外のアーティストには無い独特のものです。
Full Album
RBMA Tokyo 2014: Daisuke Tanabe Live Stream
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