 | Prefab Wreckage (1998/07/14)
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94年のアルバムです。これまでどおり一人で全て作っていますが、チェロとビオラ、歌でゲストミュージシャンを招いています。オカルティックな雰囲気を表現しており、民族
音楽的なリズムに、おどろおどろしい雰囲気の
音楽を作り出しています。映画
音楽よりもっと狂気を感じさせるものになっています。
1. Hands Of Orlac
2. Dark Abyss
3. Prefab Wreckage
4. Evoe
5. Ghosts
6. Hieronymus (Four Sins)
もう世間的にはブレイクビーツなどのサンプリングミュージックが定着している時期であり、そことは明らかに距離をとった作風になっています。今回ゲストによる歌もありますが、自身でも歌を歌ったりしています。それはまるでプログレ時代のボウイのようであり、音源こそオーケストラものが多いのですが、やっている事はロックなのであります。
ロック感覚がありますから、テクノ系のブレイクビーツなどの手法には興味が無いようです。でもやっている事はビッグビートなどと同じなのであります。ちょっとした感性の違い、センスの違いで、これだけ
音楽性の違うものになるという見本のようなものでしょう。ノルウェーのインディーズだから許されるというところもあるでしょう。いつまでもアメリカ感覚に馬鹿されていてはいけないという事です。
Full Album