 | Clocks And Clouds (1998/07/14)
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2004年のアルバムです。バンドメンバー以外にも多くのミュージシャンが参加していますが、バンド作品というよりRosie Brownというシンガーの為の作品という感じになっています。フォークソングをピアノで演奏するだけでも洗練された感じがします。アコースティクギターやダブルベース以外にもエレキやシンセなどが加わればフュージョンな雰囲気になります。
1. Late Night
2. Ocean
3. Burning Orange
4. One Horse Tango
5. Clouds
6. Sunray
7. Move My Head
8. Rund
9. Lucidity
10. Late Night
フォークソング、カントリーなどの白人
音楽に、黒人
音楽、ジャズ理論を持った、西洋には無かった
音楽性を混ぜ合わせる事でA.O.R.な、新しい時代の
音楽を作ろうとしてた70年前後、その感覚は、現在においても古臭さを感じさせない感覚を持っています。ここで彼女たちが作っている
音楽も昔からあるものですが、一つのジャンルに縛られないという事においては新鮮な輝きを放っています。
もっと、もっと混じり合って、元の形がわからないくらいに溶け合ったら、新たな形でのポップソングが誕生するわけですが、そこまで洗練されていない感じが、とても生々しくて、生き物としての
音楽を堪能出来ます。誰にもこびへつらわずに、赤裸々なままの彼女の歌声があります。そして、その歌声を気持ちよく聴かせられるように、繊細に絡められたアレンジの妙。フォークロックの極みです。
Late Night