The Metapolitan (1998/07/14) Blusom商品詳細を見る
2005年のアルバムで最後の作品になります。フルアルバムは2枚しか残していません。短命でした。デジタルサウンドはよりエフェクティヴな演出をするようになっていますが、フォークロックの部分がソフトロックやニューウェイヴのような曲作りになっています。それにデジタルサウンドの演出が入り、まるでドリーミーポップのようになっています。これは新しい化学変化となっています。
1. Dean Prefab's Rodomontade
2. Midnights And Mornings
3. The Ticks: Tick, Tick
4. Gossamer Wasp Saves Himself
5. Mayday
6. The Holy Together
7. Versus Nightclubbing
8. With Panthers And Tigers As Pilots
9. Carnival
10. Building Blocks
11. No Rivers, No Lips
12. Greens And Greys
13. Undercurrents
普通のフォークトロニカとは違う方向性での化学変化が起こっているので、とても面白い事になっているのですが、これで終わりになるというのは実にもったいない。もっとこの先が聴きたかったと思います。ちょっとした過激でポップなデジタルアレンジとソフトロックの組み合わせは、ある時期のフリッパーズギターを連想します。日本のインディーズの影響もあるのか。単なる偶然か。
前作ではアコースティックギターによるフォークロックな部分がありましたが、フォークロックにこだわらなくなった曲作りが、格段にこのデュオの存在価値を上げています。次に何が飛び出してくるのか想像がつかないくらい、新しい武器を沢山携えています。このまま、この次を演出しても面白くなったと思いますが、ここまでが限界だったのか。普通にフォークトロニカで終わっていない、こういう形もあるのだという提示はある種の仕法となる事でしょう。
Dean Prefab's Rodomontade
VIDEO
Midnights And Mornings
VIDEO The Ticks: Tick, Tick
VIDEO Gossamer Wasp Saves Himself
VIDEO Mayday
VIDEO The Holy Together
VIDEO Versus Nightclubbing
VIDEO With Panthers And Tigers As Pilots
VIDEO Carnival
VIDEO Building Blocks
VIDEO No Rivers, No Lips
VIDEO Greens And Greys
VIDEO Undercurrents
VIDEO
スポンサーサイト