 | Conversations With Water (1998/07/14)
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アメリカの男女デュオLoop!stationの2003年のファーストアルバムです。ウッドベースを中心にプログラミング等を担当しているSam Bassと女性シンガー兼プログラミング等のRobin Coomerの二人組です。Loopstationといえば、ローランドのBOSSシリーズのアタッチメントがあります。ディレイをもっと協力にしたループ演奏が可能なアタッチメントで、ジャコパストリアスがライブで使っていたやつです。
1. Bumble Bees
2. Even If
3. Where Do I Go
4. Tiptoe Through Fires
5. Open
6. Pretty Girl
7. Fandango
8. Don't You Wait
グループ名通り、ループ祭りなのかと思いきや、確かにループを元に作った曲もありますが、Sam Bassによるウッドベースの生演奏にストリングス等をかぶせたフォークトロニカになっていて、そこにソウルフルなRobin Coomerの歌がカッコよくハマってきます。一般的なダンスものデジタルサウンドだとテンポの速い曲が多いですが、ミドルテンポ、スローテンポのブルース、ソウル系の歌がマジかっこいいです。
デジタルサウンド、ループものなど、どうでもいいくらいに生ベースと生歌の存在感が凄まじいです。デジタルサウンドなんて無くてもいいくらいに十分な表現力を持っていて、Loop!stationと言う名前は逆に誤解を受けるので、違う名前だったらもっと有名になれていたかもしれません。シャーリーバッシー並みに迫力のあるRobin Coomerの歌は、まるでスパイ映画のテーマ曲を歌っているみたいでありますし、これはテクノというよりロックであります。
Bumble Bees