Flux (1998/07/14) Anomie Belle商品詳細を見る
2016年のアルバムで、オリジナルアルバムとしては最新作になります。前作からは6年のインターバルがあるので、作品作りには苦労しているようです。それだけ時間をかけただけあって、以前よりも工夫しており、又、その効果が如実に表れています。ドラムンベースなど、リズム面でも工夫を凝らしていますし、リズムによるグルーヴを大事にした曲作りになっています。
1. Saturday Gives
2. Right Way
3. As We Are
4. Unwind
5. Lovers
6. As Summer Bleeds Daylight
7. Tumult
8. Beneath
9. Salt Spring
10. The Good Life
11. Merla
12. We Let Ourselves In
本来はバイオリニストでありますから、オープニングからバイオリンの多重録音で始まるのはとてもいい演出だと思いますが、その後あまりバイオリンが登場せずに、プログラミングに頼った作風になるのは何か勿体無い感じもしますが、それだけプログラミング技術が向上していて、それをお披露目したいという欲望は致し方ない事なのでしょう。
プログラミングされた質感というのを大事にしていて、歌もそのまま使わずに、ヴォコーダーを通したり、オートチューンを使ったりしています。オートチューンは本来音程を修正する為のソフトですが、ソウルフルで、エモーショナルな歌い方をする事で、修正しまくろうとするソフトの習性を利用してロボット風の歌声になります。それをフレーズごとに分解する事によって、歌さえもプログラミングしているような演出になっています。これも90年代に散々行われてきた事ですが、彼女にとっては極めたい分野のようであります。
Saturday Gives
VIDEO
Right Way
VIDEO As We Are
VIDEO Unwind
VIDEO Lovers
VIDEO As Summer Bleeds Daylight
VIDEO Tumult
VIDEO Beneath
VIDEO Salt Spring
VIDEO The Good Life
VIDEO Merla
VIDEO We Let Ourselves In
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