 | Criptograma (1998/07/14)
Lisandro Aristimuño商品詳細を見る |
2020年のアルバムで現在までの最新作になります。自身のレーベルViento Azul Discosからのリリースが続いていますが、コロナ禍の中、自分のスタジオを作り、そこでレコーディングされたものになっています。南米でもコロナ猛威を振るっており、少人数でのレコーディングで、これまでになかったくらいに大幅にプログラミングが使われています。
1. Levitar
2. Cosas Del Amor
3. Loop
4. Sombra 1
5. Nido
6. Hoy No Fue Ayer
7. Comen
8. Señal 1
9. Cuerpo
10. Baguala 1
プログラミングによるデジタルサウンドが多くなっているので、フォークトロニカとしての完成度も上がっています。リズムもプログラミングによって複雑にする事により、これまで以上に元気な曲が出来上がっています。いつもの情緒的な楽曲も勿論あって、コロナで分断された社会などをテーマに歌われています。
自分のスタジオが出来れば、好きなだけ好きなようにレコーディングに没頭出来ます。スタジオを借りるというのはそれだけ予算が食われていきますから、自分のスタジオでのレコーディングは遥かに利便性が高まります。スティービーワンダーが名盤を連発していた黄金時代も、自分のスタジオを手に入れてからです。時間的な制約の中で仕事するのもプロの役割ですが、時間を気にせず制作に没頭出来るという恩恵がもたらすものは計り知れないものであります。それだけ素晴らしい作品が出来上がっています。
Levitar