 | Plays Sinebag (1998/07/14)
Alexander Schubert商品詳細を見る |
2011年のアルバムです。Alexander Schubertは様々なプロジェクトを立ち上げていましたが、今回はSinebagを演奏するという作品になっています。Sinebagの過去の曲を演奏するのではなく、Sinebag時代にやっていた生演奏の部分を再現する形になっています。Sinebagであh一人で多重録音していましたが、今回は、Sinebagでは無かったドラムやパーカッションが加わり、セッションのような形式で演奏されています。
1. Semaphores
2. A Few Plateaus
3. Preliminary
4. Vowels
5. All My Models
6. Slept
7. Wake-Up, Fly Ray
フィールドレコーディングは無し、ノイズ系も電子音でそれらしき音はありますが、やっていません。Sinebagは非
音楽なスタイルだったのに対して、
音楽的に構築しようとしている内容になっています。ジャズ的なセッションスタイルで演奏が展開されていきます。Alexander Schubertが演奏するギターやキーボードはほのぼのとしていますが、リズム隊が緊張感を加えています。
電子音も加わりますが、プログラミングではなく、生演奏ですから、ジャズ的な演奏になっています。非
音楽を心がけていたSinebagを、
音楽として蘇らせる。仕掛け人のAlexander Schubertだから成せる技です。Sinebagとは全く別物ですが、これも加えてSinebagシリーズと言って良いのではないでしょうか。
Semaphores