2011年のアルバムです。ファーストソロアルバムであるWelcome To My Nightmareの続編として製作されました。プロデュースは当時と同じBob Ezrinとのタッグが復活。アリスクーパーバンド時代のメンバーも収集してソロ活動30周年を祝いました。流石にBob Ezrinと製作すると、同じハードロックでもグラムロック時代を彷彿とするポップな楽曲が作られます。オープニングがバラードだと言うのがジギーっぽいし、ヴォコーダーもしくはオートチューンを使った歌も初めての試みです。
1. I Am Made Of You 2. Caffeine 3. The Nightmare Returns 4. A Runaway Train 5. Last Man On Earth 6. The Congregation 7. I'll Bite Your Face Off 8. Disco Bloodbath Boogie Fever 9. Ghouls Gone Wild 10. Something To Remember Me By 11. When Hell Comes Home 12. What Baby Wants 13. I Gotta Get Outta Here 14. The Underture
そのアリスの良さが十分に再現された作品に仕上がっています。さすがBob Ezrinです。プロデューサーはずっとこの人でいいのに。昔のメンバーも若々しい演奏を披露しています。デジタルな素材との組み合わせも巧みになっています。ポップになるところは素直にポップにする、ハードに決めるところはしっかりハードに決める、このメリハリ感がBob Ezrinの真骨頂です。アリスの良さも復活しています。これこそがショーマンアリスクーパーなのであります。Welcome To My Nightmareに負けないくらいの名盤です。