ヴォーカルのNigel Benjaminが脱退した事により、John Fiddlerを加入させました。ヴォーカリストが代わっただけですが、Mottとしても売れていなかったので思い切ってバンド名を変えてBritish Lionsと名乗るようになります。78年のファーストアルバムになります。Mott the Hoopleの栄光を引きずっていないからか、Mottよりは売れましたが、不幸にも時代はパンクロックの時代であり、このオールドウェイヴなスタイルでは再びの栄光にはありつけませんでした。
1. One More Chance To Run 2. Wild In The Streets 3. Break This Fool 4. International Heroes 5. Fork Talking Man 6. My Life In Your Hands 7. Big Drift Away 8. Booster 9. Eat The Rich
John Fiddlerのボーカルは悪くありませんが、Nigel Benjaminのキーの高い歌声は別格だったことが分かります。John Fiddlerはあまりにも普通です。しかも曲のセンスもB級でありますから、余計小物感が漂っています。もっとシンプルにすれば、後のニューウェイヴのようなポップさが出てくると思いますが、まだハードロックバンドであろうとしているので、そこまでもいきません。