The Artful Dodger (1998/07/14) Ian Hunter 商品詳細を見る
96年のアルバムです。プロデューサーはBjörn Nessjöで、ロックンロールばかりやっていた頃とは違う、バラードが多めの年相応な渋目の楽曲が多くなっています。オルタナには全く反応していません。ブレイクビーツ的なドラムパターンに曲をつけるなど、作曲の仕方にも変化が見られます。声もだいぶしゃがれてきています。
1. Too Much
2. Now Is The Time
3. Something To Believe In
4. Resurrection Mary
5. Walk On Water
6. 23A, Swan Hill
7. Michael Picasso
8. Open My Eyes
9. The Artful Dodger
10. Skeletons (In Your Closet)
11. Still The Same
過去の栄光にすがらない、現在の自分に向き合った内容になっていると思います。元々フォークロックをやっていましたので、それがいつしかストリートロックなり、吟遊詩人のようなモダンなアレンジでのフォークロックに落ち着いています。歌い方もディランっぽい感じに戻っています。これはデビュー当時の歌い方です。声もしゃがれてきて、様になるようになっています。
ただ、アレンジはどんなに新しい感じにしても、オールドウェイヴな感覚は誤魔化しようがありません。年相応の方が、ファンも同じように年を取っているのだし、しっくりくると思います。もうヒットチャートに返り咲こうなんて思わない事です。ヒットチャートに良質な
音楽 があるとは限らないのですから。ただひたすら良い
音楽 を作っていく。そうじゃなければ新作を出す意味なんてないと思うのです。ただ、契約があるから新作を作ると言うような立場でもないと思います。
Too Much
VIDEO
Now Is The Time
VIDEO Something To Believe In
VIDEO Resurrection Mary
VIDEO Walk On Water
VIDEO 23A, Swan Hill
VIDEO Michael Picasso
VIDEO Open My Eyes
VIDEO The Artful Dodger
VIDEO Skeletons (In Your Closet)
VIDEO Still The Same
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