2001年のアルバムです。5年ぶりの作品であり、それだけ時間をかけているだけの内容の濃い作品に仕上がっています。プロデュースはAndy YorkとIan Hunterで、アメリカでのレコーディングですが、曲の作り方がこれまでとは全く違っています。とても洗練されていますし、巧みになっています。作曲の仕方を誰かに学んだのか、と思えるほど、これまでの中でもピカイチの出来上がりになっています。
1. Ripoff
2. Good Samaritan
3. Death Of A Nation
4. Purgatory
5. American Spy
6. Dead Man Walkin' (Eastenders)
7. Wash Us Away
8. Morons
9. Soap 'n' Water
10. Knees Of My Heart
11. No One
12. Still Love Rock And Roll
後にThe Rant Bandとして活動するほど、この時のセッションを気にっているようで、この時のメンバーでバンドをこさえていきます。まだどこかに80年代を引きずっているようなアレンジが見え隠れしているのですが、90年代を間に挟んでいる事によって、かなりひねってきて、最終的にポップにまとめ上げるという巧みな仕上がりになっています。なので、普通にロックンロールな曲でもとても良くできています。
年相応な歌い方であり、いいテンポ具合であるというのもポイントで、激しいだけのロックンロールとは違ったインテリジェントを感じます。あるでボウイのブレインが後ろに隠れているのか、と思えるほどですが、全てIan Hunterが一人で書き上げています。流行などあってないようなものになってきた2001年以降ですから、何をやっても正解なのです。だから信念を持って自分の道を突き進むものが勝利者なのです。
Ripoff
VIDEO
Good Samaritan
VIDEO Death Of A Nation
VIDEO Purgatory
VIDEO American Spy
VIDEO Dead Man Walkin' (Eastenders)
VIDEO Wash Us Away
VIDEO Morons
VIDEO Soap 'n' Water
VIDEO Knees Of My Heart
VIDEO No One
VIDEO Still Love Rock And Roll
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