Creatures Of The Street (1998/07/14) Jobriath商品詳細を見る
74年のアルバムでJobriathとしては最後の作品になります。Jobriathとしては、正式にはこの2枚のアルバムしか残していません。どちらもEddie Kramerによるプロデュースになります。このアルバムはファーストでのセッションの残りから編集されていますが、ロッキーホラーショーのようなミュージカル的な演出がなされています。まさに
グラムロック そのものな作品です。
1. Heartbeat
2. Dietrich / Fondyke (A Brief History Of Movie Music)
3. Street Corner Love
4. Ooh La La
5. Scumbag
6. Ecubyan
7. Good Time
8. Sister Sue
9. What A Pretty
10. Liten Up
11. Gone Tomorrow
12. Ooh La La (Reprise And Exit Music)
かなり大々的にお金をかけて売り出された人ではありましたが、その金額に見合うだけの成功は収めていません。しかし、後にMorrisseyやGary Numan、Mark Stewart、Pet Shop Boysなどが、彼からの影響を公表しており、これにより、廃盤だった、これまでの2枚のアルバムは再び世間に広められる事になりました。それどころか、それ以外の未発表作品なども日の目を浴びる事になります。ゲイである事を早くからカミングアウトしており、83年にはエイズにより亡くなっています。まさに
グラムロック スターそのもののような人生でありました。
デヴィッドボウイがグラム時代にやろうとしていた、演劇的な、ロックミュージカルのようなパフォーマンスを再現しています。ボウイのグラム時代が短かったので、欲求不満なファンなら選択すべき作品であります。ファーストでのアウトテイクだけで作られているアルバムですが、この完成度の高さは何なんでしょう。有り余るほどの才能に満ち溢れていた事を証明しているような作品であります。イギリスにおける
グラムロック 作品に負けないくらいのドラマティックな名盤です。
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