グラムロック の代表選手Sweetの弟バンドとして74年にリリースされたファーストアルバムです。なので、
グラムロック としては後発になり、少し出遅れていますが、売り出そうとするプロダクションがしっかり出来ていたので、当時のイギリスでは結構売れています。日本ではあまり注目されませんでしたが、グラムスターとして英国では売り出されました。しかし、ルックスは結構なおっさんです。Sweet自体もゴリラ顔だけどキャーキャー言われていましたから、イギリスにおけるモテる顔って分からないものです。
1. Rocket
2. Do You Love Me / Sha La La La Lee
3. Running Bear
4. The Hippy Hippy Shake
5. Shake Rattle And Roll / See You Later Alligator
6. Dyna-Mite / The Cat Crept In / Tiger Feet (Medley)
7. The End Of The World
8. Blue Moon
9. In The Mood
10. Bye Bye Johnny
メンバーはリードギターのRob Davisを中心にリードボーカルでキーボードもたまに弾くLes Gray 、ドラムのDave Mount、ベースのRay Stilesの四人組です。プロデュースはNicky ChinnとMike Chapmanのコンビになります。ドゥワップ系のロックンロールを
グラムロック にしていますから、かなり明るい陽気なロックンロールのオンパレードです。バンド紹介のいイントロダクションから始まり、メドレー形式になっています。曲間には聴衆が盛りがっているSEが入れられ、まるでテレビショーのような形式で構成されています。
グラム後発ながら、
グラムロック であれば売れるような時代だったので、なんとか売れていますが、後発で出遅れていたバンドの多くが失敗していましたから、結構ラッキーなバンドだったと思います。ファッションもユニホームのように揃えているのがアイドルっぽかったのでしょう。デザイン的にはしょうもない格好していますが、いかにも熱狂されているかのような作りの作品なので、イカサマくさい
グラムロック なバッタもんっぽくていい感じです。
Full Album
VIDEO
Rocket
VIDEO Do You Love Me / Sha La La La Lee
VIDEO The Hippy Hippy Shake
VIDEO The End Of The World
VIDEO Blue Moon
VIDEO In The Mood
VIDEO
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