 | The Tubes (1998/07/14)
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アメリカのバンドThe Tubesの75年のデビューアルバムです。もうグラムロックの時代も終わっています。しかもアメリカのバンドです。やっている
音楽もプログレやフュージョンなどをポップにアレンジした、初期のシカゴのような
音楽です。しかし、グラムロックという文化が無ければ登場しなかったであろうと思われるバンドであり、ポストグラムとして認識してほしいバンドなのであります。
1. Up From The Deep
2. Haloes
3. Space Baby
4. Malaguena Salerosa
5. Mondo Bondage
6. What Do You Want From Life
7. Boy Crazy
8. White Punks On Dope
演劇的なショーの要素を持ったステージを展開していきますから、とてもグラム的なのです。しかし、その表現方法としては劇的な表現としてプログレ的であったり、フュージョン的であったりしています。それだけ演奏力を持っているからでしょう。日本にも米米クラブというグループがいたので、理解しやすいかもしれません。演劇関係の人がバンドをやるとどうなるかという感じです。メンバーはボーカルのFee Waybill 、ギターのBill SpoonerとRoger Steen、シンセのMichael Cotten、キーボードのVince Welnick、ベースのRick Anderson、ドラムのPrairie L'Emprere Princeの7人組で始まっています。
ファーストアルバムのプロデュースはAl Kooperで、このショーエンターテイメント的なバンドを見事にまとめあげています。シングル曲White Punks on Dopeは、まだアメリカでも知られていなかったPunksという表現が使われています。後にMötley CrüeとNina Hagenがカバーしています。それだけミュージシャンの間では注目されていたいましたが、まだ日本では彼らをどう扱っていいのか分からないという感じで、変わり者のバンドみたいな扱いだったように記憶しています。ある意味マザーズっぽい感じもあります。しかし、とてもモダンで近未来的なサウンドをしていると思います。
Up From The Deep
Haloes
Space Baby
Malaguena Salerosa
Mondo Bondage
What Do You Want From Life
Boy Crazy
White Punks On Dope
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