Young And Rich (1998/07/14) The Tubes商品詳細を見る
76年のアルバムです。プロデュースはKen Scottで、よりソリッドで、都会的なサウンドにに仕上げています。アレンジャーにTOTOのDavid PaichとJack Nitzscheを起用していますから、相当な作り込みようです。コミックバンドはテクニックがないと笑いを取れないと言われますが、ここまで超絶テクニックを駆使するスーパーコミックバンドは世界的にも珍しいと思います。コミックというより演劇的なのですが、英語がわかると、どれだけふざけているのか、シリアスなのかが分かるのでしょう。
1. Tubes World Tour
2. Brighter Day
3. Pimp
4. Stand Up And Shout
5. Don't Touch Me There
6. Slipped My Disco
7. Proud To Be An American
8. Poland Whole / Madam I'm Adam
9. Young And Rich
バンドメンバー以外にもホーンセクションやストリングス、コーラス隊など、豪華なアレンジをあしらっていますが、それでもバンドの個性が変態的に全面に染み渡っています。グラマラスなアレンジもありますが、A.O.R.な都会的なメロウなアレンジもあり、ポストグラムな、ポストプログレな、ポストフュージョンな、それでいてテクノポップな近未来的なイメージ作りもしています。
派手で、異常なくらいのステージ衣装と相待って、ステージ上では相当なビジュアルセンセーションが繰り広げられていきます。その楽しさが、
音楽 だけでも伝わってもらえるなら、これだけ豪華に作り込んだ甲斐があるというものでしょう。ただ、日本ではまだ米米クラブも爆風スランプも登場する前ですから、理解されるのに時間がかかりました。キワモノバンドというイメージだけだと、このバンドの真髄は理解出来ないでしょう。現時点でも再評価されるほど世間は成熟していません。
Tubes World Tour
VIDEO
Brighter Day
VIDEO Pimp
VIDEO Stand Up And Shout
VIDEO Don't Touch Me There
VIDEO Slipped My Disco
VIDEO Proud To Be An American
VIDEO Poland Whole / Madam I'm Adam
VIDEO Young And Rich
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