2003年のアルバムです。バックメンバーも増えて、よりまともな楽曲を演奏するようになっています。今回はヴァンパイア組曲ですので、コンセプトアルバムになっています。キャバレーミュージックや民族音楽、リズムアンドブルース、所々で、儀式的な雰囲気を表現してThe Crazy World Of Arthur Brownの名に恥じないような作風にしています。
1. Introsuction 2. Vampire Club 3. Sas 4. Africa 5. Maybe My Soul 6. In This Love 7. Confession 8. Vampire Love 9. Completion 10. Divers 11. Re Vamp Your Soul 12. Isness Is My Business 13. Stay
The Crazy World Of Arthur Brownが再結成されていたとは知らない人の方が多いと思います。それほど話題にもなっていません。Fireだけのイメージの人ですから、それ以外のイメージを提供されるほど求められていません。もうおじいいさんになったArthur Brownが、なんとか小銭を稼ごうと始めた再結成ですが、歌声は以前よりも艶がありますし、巧くなっていると思います。これほどまともな曲も歌いこなせるというのが意外でもあり、そういう再認識が出来るだけでも価値があると思います。