少し話は逸れますが、Arthur BrownはCrazy World of Arthur Brown解散後、Kingdom Comeを結成しますが、その後はソロ名義で活動をしておりますので、ソロ作品も紹介したいと思います。75年のファーストソロアルバムであります。まだ当時はディスコブーム前夜でありますから、ディスコミュージックにはなっていませんが、Danceというタイトルです。ジャンル的にはリズム&ブルースによるダンスミュージックになっています。
1. We've Got To Get Out Of This Place 2. Helen With The Sun 3. Take A Chance 4. Crazy 5. Heart And Minds 6. Dance 7. Out Of Time 8. Quietly With Tact 9. Soul Garden 10. The Lord Will Find A Way 11. Is There Nothing Beyond God
冒頭We've Got To Get Out Of This Placeはアニマルズのカバーでありますが、見事に歌い上げています。シンガーとしてのArthur Brownの力量をこの時点で見事に発揮しています。サイケ雰囲気もありますが、当時の流行としてはアナログシンセのちょっとした効果音使ったりだとか、70年代らしいアレンジになっています。しかし、後のArthur BrownはCrazy World of Arthur Brown再結成時と音楽性ではさほど変わりはありません。