Requiem (1998/07/14) 商品詳細を見る
82年のアルバムです。プロデューサーはEarle Mankey。80年代にもなりましたので、ポップな方向に行くのか、と思いきや、これまでプログレ、ニューウェイヴ系の作品を作っていた事で、昔の血が騒いだのか、プログレ、シンセポップなコンセプトアルアバムになっています。演劇的な歌い方が復活しており、シンガーとして、ミュージシャンとしての実力を発揮しております。
1. Requiem
2. Mechanical Masseur
3. Busha Busha (The Last Man Of Earth)
4. 2024
5. Chant / Shades
6. Animal People
7. Spirits
8. Gabriel
テクノポップ、シンセポップは流行っていました。しかし、プログレな方向へ向かうのは逆方向であり、しかも、ソロアーティストがやっていくにはリスクがあります。みんなシンプルなニューウェイヴに向かっているのに、そんな事よりも、彼にとってはArthur Brownというアーティストは、普通にポップソング歌っていてはダメだろうという認識だったのか、新しい試みは行なっていますが、かなりマイペースな状況にも感じられます。
本当に時代の最先端を目指していたのなら、もっと鋭利な音にもなっていたはずですが、前衛になる手前のポップな状態にとどまっていながらも、完全にポップソングに行かない、あくまでもクレイジーワールドの住人だと言わんばかりに、Arthur Brownを演じきっています。その為にシンセポップのテクノロジーを拝借しているような、彼なりのCrazy World of Arthur Brownの再構築を行なっているようです。
Requiem
VIDEO
Mechanical Masseur
VIDEO Busha Busha (The Last Man Of Earth)
VIDEO Chant
VIDEO Shades
VIDEO Animal People
VIDEO Spirits
VIDEO Gabriel
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