Arthur Brownにだいぶ時間を費やしてしましたが、まだ紹介していないサイケバンドの紹介に戻ります。時間軸は適当なのでご了承ください。アメリカのバンドIron Butterflyの68年のファーストアルバムになります。時代はサイケの時代ではありますが、この頃にはプログレやハードロックの元になるようなバンドが続出しています。特に当時はアメリカの方が活発だったと思います。それを真似したのが後のブリティッシュハードロックになっていきますから、この時代のアメリカはヒントになるようなバンドが沢山います。
1. Possession 2. Unconscious Power 3. Get Out Of My Life, Woman 4. Gentle As It May Seem 5. You Can't Win 6. So-Lo 7. Look For The Sun 8. Fields Of Sun 9. Stamped Ideas 10. Iron Butterfly Theme
Iron Butterflyはヘヴィーなサウンドでありましたが、プログレ的な構成力を持っていました。メンバーはボーカルとオルガンのDoug Ingle、ギターのDanny Weis、ベースのJerry Penrod、ドラムのRon Bushy、ボーカル、パーカッッションのDarryl DeLoachの5人組でスタートしています。ヘヴィーナサウンドではありますが、ギターはファズで歪ませています。サイケではよく使われているエフェクターですが、擬似的に歪ませるアタッチメントで、機械的に無理やり歪ませているので、ナチュラルディストーションとは違う独特のサウンドになります。