 | Disaster (Lüüd Noma) (1998/07/14)
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71年のアルバムです。アナログ盤では2枚組でのリリースでした。これもファーストアルバムと同じセッションからの抜粋になっています。どれだけの量を録音していたのでしょう。新しく録音するよりも、過去の演奏を編集するという作業でバンドを維持しています。それでも編集技術は優れてきてい、これまでの前衛的なフリー演奏をループさせる事により、まとまりのある楽曲として整えています。
1. Drum Things (Erschlagzeugtes)
2. Asynchron (Verjault Und Zugeredet)
3. Yea Yea Yea (Zerbeatelt)
4. Broken (Ofensivitääten)
5. Somnium (Trauma)
6. Frequency (Entzwei)
7. Autonomes (Entdrei)
8. Chaoticolour (Entsext)
9. Expressionidiom (Kapuntterbunt)
10. Altitude (Quäär Feld Aus)
11. Impropulsion (Noch'n Lied)
Amon Düül IIの方がバンドとしては成立していて、こちらの元祖側では、過去の演奏に囚われていて、この後は活動を停止してしまいます。名ばかりのバンドであったようにも思えます。前衛性と現代
音楽的な発想で、既成概念を超えた存在だったとも言えます。儀式的な意味合いのあるリズムのループ。そこにフリーな演奏が絡み合っていきます。それだけの演奏をこれだけの容量でまとめあげるって、相当な労力を経た編集になっていたと思います。
現在のようなDTM環境も無い、テープ録音された音源を切り離したり、くっつけたり、儀式的な意味合いでの演奏で演奏している方もトランス状態に入っていると思われる節もあります。中にはビートルズっぽい曲を演奏しているリハーサル的な録音も使われています。タイトルがYea Yea Yea という、フランスでいうイエイエの時代を思わせるネーミングになっています。複数の打楽器が織りなすアンサンブル、それだけでも斬新な存在だったと思います。
Full Album
Drum Things (Erschlagzeugtes)
Asynchron (Verjault Und Zugeredet)
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