 | Galaxy (1998/07/14)
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77年のアルバムです。もう完全にディスコ全盛期になっていますので、シフトチェンジしなかった彼らの売り上げは少しずつ落ちています。それよりも、より
ファンクを追求しているP-Funkに刺激を受けたのか、これまで以上に
ファンク強めの内容になっています。
ファンクの定義としてワンコード、もしくはツーコードという側面があります。これまでの彼らは多様なコード進行を作っていたので
ファンクっぽくなかったのですが、スリーコードの
ファンクもありますので、そこは定義が難しいところです。こうじゃなきゃいけないと考え方が一番クリエイティヴではありませんので、定義はあって、無いようなものです。
1. Galaxy
2. Baby Face (She Said Do Do Do Do)
3. Sweet Fighting Lady
4. Hey Señorita
5. The Seven Tin Soldiers
この時期であればディスコビートであったりするものですが、それどころかサルサやレゲエのリズムを応用したりしています。そしてワンコードやツーコードの曲が多いので、時代にあがらうごとき反骨精神を覗かせています。そしてディスコブームとは裏腹にP-Funkの勢力が繁栄してきましたので、彼らにも
ファンクバンドとしての誇りが芽生えたのでしょうか。少し前なら、これでも売れたのでしょうが、さすがにこの時期になるとディスコビートじゃないと売れなくなっています。
Sweet Fighting Ladyのように、これまで通りラテン系ライトフュージョンな曲もあります。こういう多様性がこのバンドの強みであり、安易にディスコブームに乗っからなかったのは褒めるべきところです。こじきだと少し時代遅れな感じはありますが、今の耳で聴くと、聴きごたえのある深みのある作品として評価出来ます。これぞWarという感じです。
Galaxy
Baby Face (She Said Do Do Do Do)
Sweet Fighting Lady
Hey Señorita
The Seven Tin Soldiers
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