77年のアルバムです。ファーストソロアルバムになります。The Eric Burdon Bandはほったらかしで、ソロ活動を始めます。アニマルズ解散後はアメリカで活動していましたが、イギリスに戻って、旧友であるZoot Moneyと曲を作り、演奏にも参加してもらっています。師匠であるAlexis Kornerも参加してくれています。P. P. Arnoldなどイギリス的なミュージシャンが参加していますが、音楽的にはアメリカンなポップなロックンロールになっています。
1. Rocky 2. Woman Of The Rings 3. The Kid 4. Tomb Of The Unknown Singer 5. Famous Flames 6. Hollywood Woman 7. Hook Of Holland 8. I Was Born To Live The Blues 9. Highway Dealer 10. P. O. Box 500
Eric Burdonのキャリアの中でも、ソロ作品は注目度は低いのですが、彼の歌唱力は衰えるどころか、どんどん成熟していきますから、シンガーとしてのEric Burdonを注目していくならば、ソロ作品も見逃せないのであります。ポップな曲だけにいい曲も沢山あります。ただ時代的にマッチしていなかっただけで、70年代初期の作品だと思えば悪くありません。時代の先を行き過ぎたり、時代遅れになってみたり、風を読めないのでしょうか。ただ、その歌声には惚れ惚れとします。