Part One (1998/07/14) 商品詳細を見る
67年のアルバムです。メンバーが増えており、もう一人のギターとしてRon Morgan、ベースのShaun Harris、ドラムのJohn Wareが正式メンバーとなり、6人組になりました。カバー曲はありませんが、様々なアーティストから楽曲を提供されています。Frank Zappa、P. F. Sloan、Baker Knight、Van Dyke Parksという豪華陣です。プロデュースはJimmy BowenとBob Markleyがかなりバンドを仕切るようになっています。
1. Shifting Sands
2. I Won't Hurt You
3. 1906
4. Help, I'm A Rock
5. Will You Walk With Me
6. Transparent Day
7. Leiyla
8. Here's Where You Belong
9. If You Want This Love
10. 'Scuse Me, Miss Rose
11. High Coin
フォーク調でサイケなアレンジ、これこそ
サイケデリック ポップであります。もうビートグループのような雰囲気ではありません。フラワームーヴメントのメッカ、ウェストコーストを代表するようなサイケバンドとしての頭角を現してきました。ドラッギーなアシッド感というよりはドリーミーなソフトロックという感じになっています。これがアメリカンサイケの特徴とも言えます。
ロック調のオリジナル曲Leiylaでは、ファーストアルバムのようなフィードバックによるハウリングのようなサウンドと違う演奏をつなぎ合わせるという、スタジオ技術を駆使しています。当時は4トラックテープでの録音でしょうから、かなり苦労してテープをつなぎ合わせていたと思われます。現在のようなデジタル環境なら簡単な事も、アナログなテープフォーマットでのレコーディング環境では、相当綿密に工程を重ねないといけません。そうした苦労によって、珠玉の
サイケデリック サウンドが出来上がっています。
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