大関昇進をかけた琴光喜が大関昇進を確実にする成績をおさめました。
大関になるには三役力士で三場所の合計が33勝である必要があります。その後、相撲内容を横綱審議委員会が吟味して昇進を決めるのです。
優勝に絡む活躍を見せた琴光喜の昇進は濃厚でしょう。
本来琴光喜は横綱候補と言われるくらいに期待されていた力士でした。
私も貴乃花無き後、琴光喜を応援してきました。しかし怪我により負け越しが続き、怪我が治っても負け癖がついてしました。毎場所勝ち越すのがやっとの場所が続き、関脇が長く続きました。今回が最後の昇進のチャンスでしたが、見事にものにしてみせました。横綱を目指すならば立ち合いの待ったをしていてはなりません。待った無しの相撲が運を呼び起こすからです。精神的には待ったをしてしまいがちですが、そこを乗り越えなければ上は目指せません。
優勝争いは白鵬が3敗したので、朝青龍と琴光喜の二人にしぼられました。そして千秋楽、琴光喜は負けてしまい。横綱対決で朝青龍が今場所最高の力強い立ち合いで勝ち、逆転優勝しました。
主な上位の成績朝青龍 14勝1敗 優勝
白鵬 11勝4敗
魁皇 8勝5敗2休
千代大海 9勝6敗
琴欧洲 9勝6敗
琴光喜 13勝2敗
初入幕の豊響が三賞を貰う活躍を見せたり、帰り入幕の海鵬がいい相撲を見せたりと暑い名古屋場所でした。秋場所も熱戦を期待いたします。
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