アルフレッド・ライオンとアート・ブレイキーがアフリカンリズムを追求したアルバムで、
ジャズ色は全くありません。なのにブルーノートから出されているアルバムで、非常に異色な作品です。
1. Buhaina Chant
2. Ya Ya
3. Toffi
4. Split Skins
5. Amuck
6. Elephant Walk
7. Come Out and Meet Me Tonight
8. Abdullah's Delight
アナログ盤ではVol. 1とVol. 2に分けられて出されていましたが、CDでは一つにまとめられています。アートブレイキーは早くからアフロアフリカンなリズムを取り入れたりしていましたが、ここではそのものの
音楽を表現しています。80年代に入ってようやくアフリカなどのワールドミュージックが一般化しましたので、1957年に出されたこの作品はかなり先を行っていた訳ですが、当時は酷評されていたりしていました。
現在の耳で聴くとかなり水準の高い作品である事が分かります。
ジャズを求める人にとっては何だ、と言うような作品ですが、ワールドミュージックを愛する人にとってはとても優れた作品だと思います。黒人
音楽のルーツである訳ですから、
ジャズのルーツでもある訳です。柔軟な耳で聴いて頂きたい。
drum solo
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