サウンドトラックも多く手がけていたアートブレイキーですが、そこで培ったものはこうしたオリジナルアルバムにも反映しています。黒人アクション映画、それも上級クラスの映画で使ったらさぞや格好いいだろうと思わせる作品です。
1. Witch Doctor
2. Afrique
3. Those Who Sit and Wit
4. Little Busy
5. Joelle
6. Lost and Found
7. Witch Doctor [Alternate Take]
音楽監督であるウェインショーターの業績が一番大きいでしょうが、ラテンの要素の取り入れ方が非常にセンスがよく、ハードボイルドなカッコ良さがあります。
ジャズメッセンジャーズとしての新しい個性が確立されていくのが確認出来るアルバムでもあります。
ハードバップからモード
ジャズへの予感も感じますし、民族
音楽と
ジャズの融合は面白い流れを生み出していく事になるのです。
ジャズにもプログレッシヴな動きありますが、この頃のメッセンジャーズは正にその当事者だったと言えます。ロックファンにも好かれる作品だと思います。
Witch Doctor
スポンサーサイト