来日公演を終えたホレスシルヴァーが日本の印象を題材にした曲を集めて創ったアルバムです。日本の聴衆はラテン
音楽が好きだという印象をもったシルヴァーは自然とラテンのビートを元にした曲を創っていました。全体的に日本の印象派ラテン系になっているのです。
1. Too Much Sake
2. Sayonara Blues
3. Tokyo Blues
4. Cherry Blossom
5. Ah! So
確かに日本ではロックンロールが流行る前はラテン系のバンドが主流でした。日本では大歓迎を受けたシルヴァーにとっての思い出は日本酒や宴会でのノリだったようです。そんなノリがこのアルバムには反映されているようです。
しかしジャケットの着物の女性は岸本加世子に似ているが、別人なんでしょうねー。当時は日本でもファンキー
ジャズブームで、ホレスシルヴァーの来日はかなり大きなイヴェントだったようです。その印象はとても優しさに満ち溢れています。シルヴァーも大満足していた事が分かります。そういう訳で日本では特に印象深いアルバムであります。
Senor Blues
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