Silver's Serenadeというタイトルで、バラード調が多いのですが、音的にはゴー
ジャズなアレンジでファンキーです。静ではなく、動的なバラード集だと思います。
1. Silver's Serenade
2. Let's Get to the Nitty Gritty
3. Sweet Sweetie Dee
4. Dragon Lady
5. Nineteen Bars
まるで絹の肌触りとも言えるサウンドなのですが、とてもソウルフルです。コルトレーンのようなバラードとも違う、独自の脈を感じます。夜想曲という事で、
ジャズハウスでの夜をイメージしているのでしょうか。
夜想曲は徐々に盛り上がり、ラストのNineteen Barsではいつもの激しいファンキー
ジャズが展開されていきます。いつもジェントリーなホレスシルヴァーですが、このアルバムでは一段とジェントリーであります。ファンキー
ジャズの作品は多く出されるようになりましたが、ホレスシルヴァーの作品は別の世界観を持っているようです。
Silver's Serenade
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