1. Ballad of Easy Rider 2. Fido 3. Oil in My Lamp 4. Tulsa County 5. Jack Tarr the Sailor 6. Jesus Is Just Alright 7. It's All Over Now, Baby Blue 8. There Must Be Someone (I Can Turn To) 9. Gunga Din 10. Deportee (Plane Wreck at Los Gatos) 11. Armstrong, Aldrin and Collins 12. Way Beyond the Sun 13. Mae Jean Goes to Hollywood 14. Oil in My Lamp [Alternate Version] 15. Tulsa County [Alternate Version] 16. Fiddler a Dram (Moog Experiment) 17. Ballad of Easy Rider [Long Version] 18. Build It Up [Instrumental]
Ballad of Easy Riderは美しくももの悲しいくらいの穏やかな曲で、フォーク調の曲になっています。その他の曲はカントリーロックとフォークロックが合わさって、どこかアイルランド民謡のような雰囲気になっています。又、カバー曲が多く、Tulsa Countyはカントリーからのカバーで、Jack Tarr the Sailorは古い舟歌を取り上げ、Jesus Is Just Alrightはゴスペルのカバー曲でカントリーなアレンジがユニークです。この曲は後にドゥービーブラザースもカバーしてヒットさせました。
It's All Over Now, Baby Blueはボブディランのカバーで、かなりスローな曲にアレンジしています。Deporteeはウッディガスリーのカバーです。Armstrong, Aldrin and Collinsはスペースロックの曲です。いろんな寄せ集めのようにして曲が選ばれていますが、どれもおだやかな物腰の曲ばかりで、そういう意味では統一感があります。他のメンバーも曲を提供していますが、方向性を失っている感じもあり、当時は評価は低かったのですが、こういう作品もバーズらしくていいです。この辺りから後期に入っていきます。全盛期と同じ質はないかもしれませんが、非常にアメリカらしいバンドとしてのステータスは保ち続けます。