ラヴィンスプーンフルはデビューした年に4枚ものアルバムを一気に出しました。その4枚目の作品になります。しかし一番内容が充実しており、一番ヒットした彼らの代表曲Summer in the Cityも含まれております。サウンドトラックを手がけたりと、より自由な音創りが出来た事により勢いを感じさせられる彼らの最高傑作かもしれません。
1. Lovin' You 2. Bes' Friends 3. Voodoo in My Basement 4. Darlin' Companion 5. Henry Thomas 6. Full Measure 7. Rain on the Roof 8. Coconut Grove 9. Nashville Cats 10. 4 Eyes 11. Summer in the City 12. Darlin' Companion [John Sebastian Solo Demo] 13. Rain on the Roof [Instrumental Version] 14. 4 Eyes [Alternate Vocal/Extended Version] 15. Full Measure [Instrumental Version] 16. Voodoo in My Basement [Instrumental] 17. Darlin' Companion [Alternate Vocal/Alternate Mix]
Summer in the Cityはソウルフルな作品であり、ジャズ的な要素も持ったロックナンバーです。ダイハード3で使われているので最近耳にしている人もいるかもしれません。こういう曲が創れると言うだけでもの凄い才能を感じますが、サントラで使っていた曲に歌詞をつけたCoconut Groveも普通のバンドには創れないようなサロンジャズ的な名曲です。正にデビューした年にその才能を一気に爆発させた彼らですが、その為か短命に終わっています。
Voodoo in My Basementはアフリカンなリズムを持ったサイケデリックな曲です。カントリーロックやフォークロックな曲も沢山ありますが、ソウルやジャズといったアメリカンミュージックの全ての要素を吸収しながらも新しさお持ったオリジナリティー溢れる素晴らしい曲に仕上げています。そしてヒット曲として世に出しているところが感服いたすところであります。どちらと言うと私はブリティッシュロックが好きなのですが、こういう音楽ならアメリカもアリです。