ソウル界はスティーヴィーワンダーやマーヴィンゲイの活躍でファンキーな
ソウルミュージックが流行っていました。ラスカルズもそういったファンキーなアレンジで新境地を拓いています。当時の
ソウルミュージックとも対等に渡り合える表現力を身につけた彼等にとってはそれはいとも簡単な事だった事でしょう。
1. Right On
2. I Believe
3. Thank You Baby
4. You Don't Know
5. Nama
6. Almost Home
7. Letter
8. Ready for Love
9. Fortunes
10. Glory, Glory
70年代に入ってイギリスのグループを意識しなくてもいい環境になった為、
ソウルミュージックそのものとも言える内容になっています。かなり燻し銀と言える内容で、全く白人らしさが感じられないくらいです。その為か、このアルバムはあまり売れませんでした。
しかし逆に普通の
ソウルアルバムだと思えば、かなりいいアルバムになっています。これだけの
音楽性を表現出来ると言うことは素晴らしい事なのですが、白人であるが故にどっち付かずな印象だったのかもしれません。しかし80年代のブルーアイド
ソウルが好きな人にとっては教則本とも言える作品ではないでしょうか。さすがと言うほかありません。
Felix Cavaliere & the Soul Survivors
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