1. International Feel 2. Never Never Land 3. Tic Tic Tic, It Wears Off 4. You Need Your Head 5. Rock & Roll Pussy 6. Dogfight Giggle 7. You Don't Have to Camp Around 8. Flamingo 9. Zen Archer 10. Just Another Onionhead; da da Dali 11. When the Shit Hits the Fan/Sunset Blvd. 12. Feel Internacionale 13. Sometimes I Don't Know What to Feel 14. Does Anybody Love You? 15. I'm So Proud: Ooh Baby Baby/La la Means I Love You/Cool Jerk [Medley] 16. Hungry for Love 17. I Don't Want to Tie You Down 18. Is It My Name? 19. Just One Victory
シンセサイザーやメロトロンをサンプラーのようにして使っていたりと、現在に通じる事を一人でやっています。勿論ゲストミュージシャンもいるのですが、基本は一人で多重録音して、しかもそれをメロレーのようにつなぎ目無しでコンセプトアルバムのように創っています。この時代はアナログテープに録音するのですが、それを切り刻んで繋いでといった細かい作業を得意としていました。アヴァンギャルドポップもバラードもハードロックもソウルも一つの流れの中で聴かせていきます。とても楽しいアルバムです。曲的には有名なものはJust One Victoryくらいでしょうか。一度聴けば体に染み込むような美しい旋律の嵐です。
当時のアナログ盤に入りきれるだけの容量を入れています。I'm So Proud: Ooh Baby Baby/La la Means I Love You/Cool Jerkのようなモータウン系のカバーに彼のルーツが見えてきます。トッドの創るソウルバラードはソウルミュージックにボサノヴァのリズムをさりげなくミックスしていて、とても洗練されたものです。この手法を有名にしていくのは彼がプロデュースしたホール&オーツのヒット曲により広まっていきます。器用なので多彩な音楽をやっていますが、それが逆にリスナーのターゲットを絞りきれずにマニアックなファンにしか受けなかったりしていますが、それもおかまい無しに我が道を進んでいきます。ロマンティックなフランクザッパと言う形容も有りかもしれません。