今場所もとうとう千秋楽を迎えました。朝青龍は全勝出来ていましたが、2敗となり、2敗になっていた白鵬と並び、二場所連続の横綱相星決戦となりました。白鵬が立ち合いから前に出てきた力を利用しての小手投げで朝青龍が久々の優勝を決めました。当分この青白時代が続きそうです。
上位力士の成績朝青龍 13勝2敗 優勝
白鵬 12勝3敗
千代大海 8勝7敗
魁皇 8勝7敗
琴光喜 8勝7敗
安馬 8勝7敗
琴奨菊 8勝7敗
稀勢の里 8勝7敗
豪風 3勝12敗
把瑠都は12勝3敗と大きく勝ち越し、怪我から回復してきています。すぐに大関を目指せる素質を持っていますから今後が楽しみです。豪栄道は何とか勝ち越しましたが、上位戦での負け癖がついたのか、自分の相撲に迷っているようです。これまでは何とか勝てた内容でも今後は通用しなくなります。相撲の勝つセオリーは相手に十分させずに自分の十分な形に持っていく事が重要です。その為に立ち合いが重要になってくるのです。横綱でさえ相手を研究して相手の得意な形にさせない相撲を取っています。豪栄道にたりないのはそのセオリーなのです。今後上を目指すならこの事を肝に命ずる事です。
高見盛が器用な相撲を取れるようになっていたり、栃煌山が安定した相撲を取れるようになってなっていますので、来場所もこの調子を持続出来れば面白くなっていきます。早くも来場所に期待が膨らみます。
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