オランダで行われたヨーロッパ大会。K-1の多くのチャンピオンを排出した格闘王国オランダだけに次期スターたちがそのチャンスを巡って熱戦を繰り広げました。
試合結果スーパーファイト○ タイロン・スポーン vs アゼム・マクスタイ ×鳴り物入りでK-1初参戦となるタイロン・スポーンの初試合。アンディフグの愛弟子アゼム・マクスタイは根性があり、最初から猛攻を仕掛けていきましたが、タイロンは防御も巧く、カウンターでの膝でKOを奪う鮮烈なデビューを飾りました。次代を担う若武者です。
○ レミー・ボンヤスキー vs メルヴィン・マヌーフ ×因縁の対決とされており、メルヴィンが終止攻めまくりますが、レミーも攻撃的な姿勢を貫き、カウンターでのジャンピングニーで何度もダウンを奪い最後はレフリーストップとなりました。
ヨーロッパGP決勝戦:1回戦× ダグ・ヴィニー vs ザビット・サメドフ ○終始攻めるダグ・ヴィニーとザビット。お互い攻防がありましたが最後は判定でザビットが勝利。
○ フレディ・ケマイヨ vs カタリン・モロサヌ ×これも攻防がある試合でしたが、最後はケマイヨが、右ヒザ蹴りを突き上げた。これがまともに入り、カタリンはダウン。出血の激しいカタリンは、そのままKO負け。
○ エロール・ジマーマン vs アティラ・カラチ ×お互い良い試合運びでしたが、カラチの右足のスネがパックリと割れてしまい、ドクターチェックが入る。傷口が深いのか、レフェリーストップとなりました。
○ ビヨン・ブレギー vs ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ ×前回の覇者ブレギーとノルキアの激突はお互い大きなパンチで打ち合いますが、ブレギーの連打でKOとなりました。
ヨーロッパGP決勝戦:準決× ブライアン・ダウヴィス vs ザビット・サメドフ ○ケマイヨ負傷のためリザーバーのダウヴィスが参戦。しかし判定でザビットが勝利しました。
× ビヨン・ブレギー vs エロール・ジマーマン ○ 前回の覇者ブレギーは破壊力はありますが打たれ弱いところもあり、お互い気を失うほどのダウンを奪いながらも立ち上がり健闘しあいましたが、最後はジマーマンが左フックを当てて、最後の最後でジマーマンが勝者に。
ヨーロッパGP決勝戦:決勝○ エロール・ジマーマン vs ザビット・サメドフ ×どちらも互角の戦いを魅せましたが、サメドフは3Rにつかみで警告受けたのがたたり判定でジマーマンが優勝となりました。ジマーマンは派手さはありませんがトータルバランスの優れた選手だと思います。
早くもグランプリへのチケットが一つ決まりました。新しい選手が挑戦している事もあり、今年のK-1も内容のある試合が期待出来そうです。
スポンサーサイト