ニューヨークを拠点としたデヴィッドアレンが次に結成したのがこのニューヨークゴングです。当時のニューヨークの新鋭で、後にマテリアルを結成し、ヒップホップを世に広める事になるビルラズウェル達と結成したバンドです。ニューウェイヴ系のとんがった
音楽になっています。
1. Preface
2. Much Too Old
3. Black September
4. Materialism
5. Strong Woman
6. I Am a Freud
7. O My Photography
8. Jungle Windo(w)
9. Hours Gone
アレン流のアヴァンギャルド性もパンク以降の感性を見事に吸収した世界で、ゴングとの
音楽性とは明らかに違う感性になっています。トーキングヘッズがアフリカンファンクのビートを取り入れてない状態で非常に感性を研ぎすませたようなサウンドとでも表現しましょうか。
当時のニューウェイヴの中でもかなり斬新な
音楽性になっていると思います。Strong Womanなどはリーグオブジェントルマン風にも聴こえます。当時のニューウェイヴ好きにはこたえられないような内容です。この後旧ゴングメンバーでゴングを再結成してラジオノームの続編を繰り広げるデヴィッドアレンですが、常に彼の
音楽はゴングという媒体を通して表現されているようです。
Bowery Poetry Club
スポンサーサイト