ピエールモーランズゴングとしては最後のアルバムになります。さすがのゴングも80年代になると角が取れた
音楽をやっています。他のアメリカナイズドされたプログレバンドのようなサウンドになっています。
1. Breakthrough
2. Spaceship Disco
3. Rock in Seven
4. Six 8
5. Poitou
6. Children's Dreams
7. Portrait
8. Road Out
9. Romantic Punk
10. Far East
マリンバによるシーケンス風のミニマライズも控えめで、アグレッシヴさは感じられません。聴きやすい一般的な水準と言うと酷な言い方かもしれませんが、これまでの秀作に比べるとふがいない感じです。80年代にアグレッシヴな活動をしていた方が珍しいので仕方ありませんが、ここまでくると解散も致し方なかったのではと思います。
この後、マザーゴングやオリジナルメンバーでの復活をしたりとゴングの物語は続いていくのですが、ひとまず一連のゴングの流れは一旦ここで終焉となります。初期の頃のゴングも素晴らしいバンドでしたが、フュージュン化した時期のゴングも見逃せない素晴らしいバンドでした。カンタベリー系の中でも一番自由でユニークだったバンドだったと思います。
Music and Interview
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